初日は凍結で水が出ない!そこからはとにかく漏水漏水漏水…💦終盤は凍った水が解けるときに剥がれ落ちた錆が詰まって出なくなった!!と言うような経過を経て、150件程の修理をさせていただきました。
その間遅れてしまった通常業務をどうにかこなしてやっと建て直しが出来たかなと言うこの頃です。予定していた工事を「後で良いよ」と暖かい声をかけてくださったお客様には頭があがりません。また他の業者さんにも電話してみて!と伝えたのに「お宅でして貰うまでまっとくけん」なんて事もあって、みんなヘトヘトの中本当に力を頂いた様な気がします。
で、参考程度に今回の水道管関連の凍結破損の傾向などを。
一番はやはり、外に引き回された水道管。陽の当たらない向きの築年数の経った住宅の鉄の水道管、給湯器用銅管の割れや継ぎ手の抜けが圧倒的に多かったですね。
比較的新しいお宅は配管が壁の中に隠蔽されているので、どうしても管が表に出てくる給湯器の接続部まわりの凍結や破損。
以外とハシゴが必要な場所に引かれている配管も多く危険な現場も結構ありました。
給湯器はアパートの空室です。電気さえ来てれば凍結予防ヒーターが作動するのですが、ブレーカーを落としているので内部が凍結によって割れてしまいます。30台以上取替や修理をさせていただきました。
対策としてはやはり配管に保温材を巻く。水道、特にお湯側を糸を引く程度と言いますが今回くらいの寒波の時はもう少し多めに出しておいた方が良いかもです。空室のあるアパートのオーナー様は給湯器の水抜きが面倒ならブレーカーを入れておくだけでもかなり違うと思います。
余談ですが保温材は配管と外気の間に空気層がミソになりますので、我々もつい見映えを良くするためにテープをキツめに巻いたりしてせっかくの空気層を潰してしまいがちですが、キツく巻いた時と緩く巻いた時では直径が1cm近く変わってしまいますので注意です。
あと、保険で修理できる場合と凍結は対象外な場合と保険内容でハッキリ違いましたので再度チェックしてみると良いかもしれません。
最後に今回の凍結で一番破損が多かった給湯器メーカーは!!
…直接お会いした時に聞いてください(笑)
まぁ言い分としては敢えて弱い部分を入れて熱交換器等の主要な箇所の破損を防ぐだそうです。
↑弱い部分です(笑)
沢山のご依頼ありがとうございました!